ピアノ弾き語りの独学は難しい?練習方法・上達のコツを解説

カラオケに行って好きな歌を歌うだけでなく、ピアノやキーボードで弾き語りできたら楽しいのに‥‥。そんなふうに憧れていても、「初心者にいきなり弾き語りは無理かな?」、「弾き語りって独学で挑戦できないかな?」と考えていて、なかなか実行に移せない方は多いはずです。

今回はそのモヤモヤにお答えするべく、「独学でピアノ弾き語りをマスターするのは難しい?」というトピックについてお話ししたいと思います。

 

独学でピアノ弾き語りをマスターするのは難しい?

結論から言えば、独学でピアノ弾き語りをマスターすることは可能です。

 

しかし、達成するには多くの時間と努力が必要です。ピアノを演奏するには、音階、リズム、コード進行、そして音楽理論を理解する必要があります。

そして弾きながら歌うには、また別のトレーニングが必要になります。

これらの要素をすべて習得するためには、計画に沿った練習が必要です。

 

ピアノ弾き語りの独学での練習方法

弾き語りを独学で学ぶ場合、練習方法を順序立ててご紹介すると次のようになります。

ステップごとにコツコツ取り組むことで、少しずつ上達していけるでしょう。

 

1. ウォーミングアップ

まずはじめに、練習の前にウォーミングアップをしましょう。指を軽くマッサージすることで指先の血行を良くし、演奏の精度を上げることができます。

それから、音階の練習やケーデンス(和声進行)などの基礎練習を行って、指を鍵盤に慣らしていきます。基礎練習をルーティンにすることで、より指の柔軟性を保ちやすくなるでしょう。

 

2. 難易度のチェック

次に、練習する曲の難易度を把握しましょう。難易度が高い曲から始めると、技術的な難しさにつまずいて挫折することがあります。

初心者の場合は、いきなり大曲に取り組むのではなく、短くて簡単な曲から始め、徐々に難易度を上げていくことが必要になります。

 

3. 曲を小分けにして正確なリズムで練習

練習する曲は数小節ごとに分けて練習しましょう。一度に全体を練習するよりも、小節ごとに練習することで、細かい部分に集中し、正確に弾くことができます。

練習する際には、正しいリズムを意識して弾くことが重要です。テンポを正確に弾くためには、メトロノームを使うことも効果的です。

ある部分が遅すぎる、ある部分は速すぎるということがないように、統一感を大切にしましょう。

 

4. 録音して客観的に聴いてみる

曲を通して弾けるようになったら、練習の成果を確認するために、録音することをおすすめします。

自分では上手に弾けたと思っていても、客観的に聴いてみると実際のリズムやメロディと異なる弾き方をしていたというケースは多いものです。

自分で演奏を聞き返すことで、弾き方の改善点や課題を把握し、効果的な練習をすることができます。

 

ピアノ弾き語り上達のコツ

ピアノ弾き語りを上達させるコツは、次の3つを意識することです。

やみくもに練習していると、上達しないばかりか弾き語りそのものを嫌いになってしまう恐れもあります。「好き」、「挑戦したい」という気持ちを大切にして上手になっていくことを目指してみましょう!

 

コツ①:正しい姿勢で弾く

1つめは「正しい姿勢を心がけること」です。体が曲がっていたり無理な体勢になっていたりすると、歌いにくいだけでなく、指や腕を傷める危険性もあります。腕や手首を弾きやすく自然な状態に保つことで、指の動きがスムーズになります。

 

コツ②:楽譜を正しく読み取る

2つめは、楽譜をしっかり見て曲を理解することです。楽譜には、リズムやコードだけでなく、強弱や表現といったことが沢山書き込まれています。これを正確に把握することで、曲を弾きやすくなります。

分からないところは楽語辞典やネットで調べて、書かれていることを理解していくように努めましょう。

 

コツ③:質の高い練習時間にする

3つめのコツは、練習の質を高めるよう意識することです。毎日だらだらと長時間練習するよりも、短時間であっても集中して、そして内容の充実した練習をする方が効果的です。

楽譜を読み間違いをしたまま、リズムを間違えたままで練習し続けると、修正する時にも長い時間が必要になるので、譜読みを最初に注意深く行うことも重要です。

 

疲れているときや気分がのらないときに無理して練習すると、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。時には体調と相談して練習することを心がけてください。

 

独学でのピアノ弾き語りに限界を感じたら…

独学でピアノ弾き語りを学ぶことには、いくつかのメリットがあります。自分のペースで学ぶことができ、自分自身で興味を持った曲を選んで学ぶことができるため、学習のやる気が保たれることがあります。

しかし一方で、独学でピアノ弾き語りを学ぶことにはデメリットと、注意しておくべき点もあります。

最も懸念すべき点は、誤った練習方法を身につける可能性があるということです。

そして、独学の学びは、第三者に自分の演奏を聞いてもらいフィードバックを受けることが難しいため、技術面での改善が難しい場合があります。

 

独学でピアノ弾き語りを学ぶ場合、自分で学習計画を作成して進めていく必要がありますが、初心者にとっては「何をはじめに取り組むべきか」、「困った時に何を参考にして解決したら良いか」が分からず、計画を立てること自体が難しいケースがほとんどです。

 

ピアノ弾き語り演奏に必要な音楽理論やテクニックを理解しようと教本やオンラインの資料を見ても、おさえるべきポイントが分からずに却って戸惑ってしまうことすらあるかもしれません。

一生懸命に練習しても上達が見込めないと、モチベーションは下がってしまいます。そうならないよう、独学での上達に限界を感じたら早い段階で教室に通うことをおすすめします。

弾き語りに挑戦したい時におすすめしたいのが、横浜にある鍵盤技塾です。

鍵盤技塾は、プロのインストラクターによって運営されている音楽教室で、音楽理論やコード理論を学びながら体系的に弾き語りを習得することができます。

 

  • 一曲だけでなくたくさんの曲を弾き語りしたい
  • せっかくなら体系的に音楽を学びたい
  • 個人レッスンだけでなくセッションや座学にも興味がある

 

このような方に、特におすすめしたい教室です。

鍵盤技塾では、それぞれに合わせたオリジナルのカリキュラムと教材を提供できるのが強みで、やりたいことや目標に合わせたレッスンが展開可能です。

また、基本はマンツーマンレッスンですが、生徒さん同士のセッション(合奏)や理論の座学などもあり、音楽をさまざまな角度から楽しめるような工夫がなされています。

上達を実感できる無料体験レッスンがあるので、気になった方はぜひ一度体験レッスンを受講してみてくださいね。

 

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独学でピアノ弾き語りをマスターするために

独学でピアノ弾き語りをマスターすることは可能ですが、ほとんどの場合は習うよりも多くの時間と努力が必要です。ピアノをマスターするためには、自己学習だけでなくプロの指導を受けることが重要。効率よく上達できるコツを学べる指導を受けることで、楽しみながら、技術面での改善や向上を促すことができます。

楽しい趣味にするお手伝いができれば、鍵盤技塾一同、とても嬉しく思います。