独学でキーボードを弾けるようになるには?初心者向けの練習方法・コツ
初めてキーボードを手にした初心者の方にとって、独学で上達することは容易ではありません。
しかし、正しい方法とコツを知ることで効率的にキーボードを練習し、上達することは可能です。
今回は、初心者が独学でキーボードを弾けるようになるための練習方法やコツを紹介し、さらに独学に限界を感じた場合の教室通いのメリットについても触れます。
初心者が独学でキーボードをマスターするのは難しい?
キーボードは、音を出すために指の動きと頭の中でイメージすることが必要になる楽器です。ゆえに、初心者が独学でキーボードをマスターすることは難しいと言われています。
特に、楽譜や基礎的な音楽理論の知識がない場合、指を動かす前に音楽の基礎知識を習得する必要があるために練習方法や進め方に迷いが生じやすく、モチベーションも低下しやすいといえます。
しかし、初心者でも自己流で練習することによって独自の感性を身につけ、オリジナリティのある演奏スタイルを作り出すことができるというメリットもあります。また、独学であっても、正しい基礎知識や練習方法を学ぶことで、効果的に上達することができます。
【初心者向け】独学でのキーボード練習ステップ
では具体的に、初心者が独学でキーボードを練習する上でのステップを、3つに分けて紹介します。
【ステップ1】:基礎的な音楽理論の学習
キーボードを独学する場合、最初に行うべきことは、基礎的な音楽理論の学習です。音階やコードの構成、リズムやテンポの基本的な概念などを理解することが、キーボードを上達させるための基盤になります。書籍やオンライン教材を利用して、自己学習を進めることができます。
楽器店には、大人向けの書き込み式ドリルも多数取り扱いがあります。初心者向けから上級者向けまでレベルもさまざまなので、書き込み式で書いて覚えたい!という方は、活用してみてくださいね。
【ステップ2】:音符の読み方の習得
音楽の基本的な表現方法である楽譜を読むことは、キーボードを弾く上で欠かせないスキルです。
初めてキーボードを始める人にとって、楽譜を読むことは難しく感じるかもしれませんが、実際に練習をしていくうちに自然と身についていきます。
こちらも簡単な曲の譜読みや、ドレミを書き込んだ楽譜などを活用して学習を進めていきましょう。
【ステップ3】:左右の指で異なる動きができるようにする
初心者向けの練習方法としては、まずは簡単な曲から始めることがオススメです。例えば、子ども向けの歌や童謡などは、簡単な曲調で楽譜もシンプルなものが多いため、練習しやすいでしょう。
まずは簡単で短い曲から取り組んで、右手と左手が異なる動きをすることに慣れていきます。多くの場合、簡単な曲は左手が伴奏、右手がメロディーという構成になっているため、この形にまず親しんで行くと良いですね。
また、基礎的なリズム感やタイミングを身につけるために、メトロノームを使って練習することも効果的です。初めはゆっくりとしたテンポから始めて、少しずつ速くしていくことで徐々にリズム感を身につけていきましょう。
初心者必見!独学でのキーボード上達のコツ
初心者のキーボード上達のコツは、次の3つを意識することです。
・モチベーションを保つ
・効率的な練習を心がける
・たくさんの曲を聴いて、弾きたい曲をたくさん見つける
モチベーションを保つのは、独学で続けていると難しい場合があります。また、一人でキーボードを弾いていると、「この練習が正しいのか」と疑問に思うこともあるでしょう。
弾きたい曲を見つけると言っても、聴いただけでは自分のレベルにふさわしいかどうかすら分からないという場合もあるはずです。
このような時には、プロによる指導を受けることが何より上達のコツだと言えるでしょう。
独学でのキーボード練習に限界を感じたら
独学でのキーボード練習には、限界があります。
初心者が自己流で練習していくうちに、誤った癖が身についてしまうこともあります。こうした癖を後から直すのは時間がかかる上、知らないうちに手指を傷めてしまうリスクもあるためおすすめできません。
教室のレッスンに通えば、効率の良い練習方法や、自分では気づかなかった問題点を知ることができます。モチベーションとしておさらい会やセッションの機会が提供されることもあります。
プロの力を借りて、賢くステップUPしていきましょう。
初心者がキーボードをマスターするなら
プロの講師がレッスンを行う「鍵盤技塾」は、初心者がレベルに合わせて学べるオリジナルカリキュラムを用意しています。論理的に音楽を理解していくレッスンや、座学やセッションの機会もあり、初心者でも上達を実感しながら成長していける環境が整っています。
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