バンドのキーボード初心者向けの練習方法を紹介！上達のコツも

ピアノの演奏経験がある方なら、楽譜を読みながらキーボードを奏でることは難しくないかもしれません。

しかし、アンサンブルを通じて音楽を奏でる経験が不足していると、バンドメンバーと共演しても「しっくりこない」「調和している気がしない」というもやもやを抱えることになります。

キーボードのバンド演奏の難しさは、演奏技術と合奏力の2つの要素に分けて考えることができます。

今回は、ライブ演奏を楽しめるように上達を望む初心者の方向けに、バンドにおけるキーボードの役割とその練習方法、上達のコツをご紹介します。

練習方法や上達のコツを知りたい初心者の方はぜひ最後までご覧ください。

キーボードのバンド演奏は難しい？

バンド演奏にとって、キーボードは音の厚みを増して華やかさや重厚感をプラスする、印象的なフレーズで歌やギターと共演する、ベースと協力して響きを構成する、などマルチに活躍しなくてはならない存在です。

ピアノの演奏経験がある人にとって、音符を読んだりお手本の通りにキーボードを弾いたりするのは簡単かもしれません。

しかし、アンサンブル経験がないと、バンドメンバーの音を聴きながら音楽を作っていくという作業に苦戦することがあります。

バンド演奏におけるキーボードの難易度は、演奏技術と合奏技術の2つに分けて考えるべきです。

「キーボードはある程度弾けるようになったけれど、バンドで合わせると上手くいかない」という場合は、アンサンブル、すなわち「皆で響きを作る」という点に注目してみると、グッと上達するでしょう。

バンドキーボード初心者向けの練習についても、演奏技術がどれくらいかによって、効果的な練習方法が異なります。

ある程度ピアノが弾きこなせる、コード伴奏の型を理解しているという初心者であれば、演奏技術を磨くよりは、実際にバンドメンバーと合わせて互いの音を聴き合い、補い合って響きを作る「アンサンブル練習」をたくさんするべきです。

お手本となるプロの音源を聴いて、まずは部分的にでもその曲のキーボードパートを真似してみるという練習もおすすめです。

ポピュラーピアノやバンドキーボードにおいては、プロの演奏の「かっこよさ」や「響きのユニークさ」をまず真似ることが初心者の上達の第一歩となることがよくあります。

一方で、鍵盤楽器の演奏経験自体が浅い、もしくはまったくない初心者であれば、まずは鍵盤の音の位置を覚えて、ある程度自由に指を動かせるようにする練習が必要です。テンポ通り弾けないと、響きを作るより前にアンサンブル参加が難しくなります。

この場合、ピアノの初心者用教本が役立つかもしれませんし、基本的な指使いを会得するための反復練習が力をくれるかもしれません。

指がある程度自由に動かせるようになったら、次はコード（和音）の基礎を覚えると便利です。コード理論は、キーボーディストとしてバンドで活躍するために不可欠な要素で、知っておけば大抵の曲のコードの構造や、使われる音は理解できるようになるはずです。

初心者がバンドの演奏を上達させるためには、まず「どの音を奏でるべきか」を理解する必要があります。

すなわち、音楽理論を理解する必要があります。理論的に正しくない音を弾くと、バンド内でサウンドが混じり合い、不協和音になってしまうこともあります。

バンドでキーボードを演奏する時には、自分自身で「どのような音を出すべきか」を選び取ることが求められるため、その正解を選ぶための理論が必要になるのです。

使うべき和音やスケールを知るには、漠然とした練習を繰り返すだけでなく専門的レッスンが不可欠と言えるでしょう。鍵盤技塾では、こうした音楽理論やアレンジのやり方、そして運指やリズム感、聴音といった演奏面を鍛えるカリキュラムを幅広く準備して、それぞれの足りないスキルを補うレッスンを実施しています。

キーボードを楽しく演奏したい、なんとなく弾くのではなく上達を実感したいという方は、鍵盤技塾のレッスンがおすすめです。

鍵盤技塾なら、初心者から伸び悩んでいる上級者まで一人ひとりに合ったカリキュラムを作り、演奏経験豊富なプロの講師が一緒に目標へ向かってサポートしながら上達を目指すことができます。

鍵盤技塾で実際に使っているオリジナル教材と、レッスン内容の録音データが持ち帰れる充実の体験レッスンを受ければ、レッスンの質の高さ、講師の寄り添う姿勢を感じていただけるはずです。

鍵盤技塾では、マンツーマンレッスンのほかにも、アンサンブル体験や音楽理論を学べる座学など、たくさんの魅力的なプログラムを用意しているので、上達すればするほど音楽の奥深さや楽しさに気づけるはずです。

まずは体験レッスンから、お気軽にお問合せくださいね。

今回はバンドのキーボード初心者向けに練習方法や上達のコツなどを解説しました。

バンドでかっこいいキーボード技術を披露したい、独学から一歩抜け出して洗練された響きを奏でたい、アレンジをしてみたい、そんな方は、ぜひ一度、ポピュラーピアノを専門に教える鍵盤技塾の体験レッスンを受講してみてください。