大人のピアノ初心者必見!上達のコツと教室に通うべき理由を解説
ピアノを大人になってから始める、再開する場合は、教室で習った方が早く上達します。
初心者のうちに丁寧に教えてくれる相性の良い教室を探して、モチベーションを高く保ちながらレッスンを続けていきましょう。
こちらの記事では、大人のピアノ初心者のための理想の練習時間や、独学でなく教室に通うことのメリットについて解説します。
興味を持った方は、気軽に鍵盤技塾の無料体験レッスンに申し込んでくださいね。
●大人になってからピアノを始める人は多い?
結論から申し上げると、大人になってピアノを始める方はたくさんいらっしゃいます。
動機はさまざまで、
「子どもの頃に習いたくても習えなかった」
「自分の子どもが使っていたピアノを有効活用したい」
「自慢できるような、のめり込める趣味を見つけたい」
など、始める人の数だけ始める理由があります。
また、保育士や介護士として働く人が、スキル向上のために本格的にピアノを習うというケースもあります。
子どもがピアノを習う時は、自発的にやりたいという場合だけでなく、保護者や友達からすすめられて受動的に始める場合もあり、「こんなはずじゃなかった」「合わないと思ったけど途中で辞められずに音楽が苦手になった」など音楽やピアノにネガティブな印象を持ってしまうこともあります。
一方、大人になってピアノを習う人は、自分のために習い始めるので、音楽が好きという感情を武器に練習を進めることができます。
大人になって始めるのは遅いのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「好きで始める」というのは最大のアドバンテージなので、何歳になっても遅いと尻込みせずにチャレンジしていただきたいと思います。
●大人のピアノ初心者に必要な練習時間
大人のピアノ初心者は、2つのタイプに分けられます。
1つめのタイプは、ピアノレッスンや音楽経験がゼロに近く、音符を読んだり両手で鍵盤に触ったりすることが初めてという方です。
このような初心者の方は、週に数回、1時間ずつみっちり練習するよりも、15分~30分くらいずつ毎日コツコツ取り組む方が上達します。
仕事や子育て、孫育てに追われる現代人は忙しい日々を過ごしているので、1日10分でも構いません。必ず鍵盤に触れて、指をバラバラに動かす感覚に慣れるのが大事です。
1年ほどそのように練習すれば、素早く音符が読めるようになり、簡単な童謡や初心者向けにアレンジされた曲を弾きこなすことができるでしょう。
ピアノに向かうことが習慣化したら、練習時間を増やしたり、レパートリーを増やすために譜読みの時間を多くしたりして、少しずつレベルアップしていくと良いのではないでしょうか。
2つめのタイプは子どもの頃にある程度ピアノを習っていたけれど10年前後、あるいはそれ以上ブランクがあるというタイプです。
このような方のうち、ソナチネ以上、ピアノソナタ程度まで取り組んだという方は、ある程度の時間を集中的に取り組むことで昔培ったテクニックを取り戻せる可能性があります。
10~15分では、リハビリで終わってしまうので、なるべく1~2時間集中してピアノに向かうことができる時間を作ってみましょう。
一度リハビリが完了すれば、30分~1時間くらいの練習で少しずつレベルアップすることができるはずです。
ちなみに、小学校のみ3年くらいでピアノを辞めてしまったという方、ソナチネ以前に挫折してしまったという方は、初心者の気持ちでゼロからのスタートと割り切った方が、上達への道は却ってスムーズになるはずです。
自分に合った練習スタイルを見つけることも上達への早道なので、自分のスキルを過大評価せず、そして過小評価せずにトライしてみてくださいね。
●大人のピアノ初心者が上達するためのコツ
大人のピアノ初心者が上達するためには、ゼロからのスタートチームもリハビリチームも、次のようなポイントを意識してみてください。
■近い目標を見つける
近い目標は、例えば「○月までにこの教本を完了させる!」「一曲は暗譜で弾けるようにする!」「16小節の曲の譜読みを5分以内にできるようになる!」などです。
簡単過ぎるかなと思えるくらいの目標を設定して、達成するたびに自分は成長したなと確認していくことで、着実にステップアップしていけるはずです。
■憧れを見つける
近い目標だけでなく、遠いけれど目指したい憧れを見つけることも重要です。YouTuberや世界的コンクール、ライブハウスで活躍するピアニストなど、どれだけ遠い存在でも「すごいな」「素敵だな」と憧れることができる存在を見つけてみましょう。
憧れの存在は、練習が嫌だと感じたり挫折を感じたりした時に、それでも音楽は素晴らしいものだと感じられる大切な存在です。
途中で諦めてしまわないように手を差し伸べてくれる「推し」のような存在、演奏をぜひ見つけてみてください。
■良い演奏に触れる
先生のお手本やYouTubeのお手本動画、CDやレコードの音源を聴いて、良い音楽とは何かを考えてみるのもおすすめです。
自分の演奏だけと向き合っていると、どうしても世界が小さくなってしまうので、コンサートやライブに出かけて生の音に浸ってみるのも良いかもしれません。
また、市内音楽会や有志のジャズイベントなども、一生懸命努力して音楽に向き合っている姿を生で見られる貴重な機会です。
お金をかけなくても優れた演奏を耳にするチャンスは意外と多いので、自分に合った方法でさまざまな演奏に触れてみてください。
●大人のピアノ初心者が教室に通うべき理由
独学でも弾くことはできますが、効率と質を求めるならば教室に通うのがおすすめです。
大人の初心者向けレッスンを提供している教室も増えているので、無理のないスタイルで通える教室を探してみましょう。
■基礎から筋道立てて教えてもらえる
一から音楽を習うと、何から取り組むべきか意外と迷ってしまうものです。
「鍵盤を弾く指の形や姿勢を習得すべきか?」
「譜読みから特訓すべきか?」
「いきなり曲に挑戦して良いのか?」
など、いざスタートするといくつも疑問が浮かんでしまいます。
その点、教室に通うとカリキュラムや教材に沿って指導してもらえるので、必要な技術を基礎から発展まで順序立てて習得することができます。
■プロに上達までの最短距離を聞ける
どれくらい基礎をやって次に進むべきか、次の教材やステップはどのようなものか、それを見誤るとスピーディにスキルを身につけるのが難しくなります。
独学で進めると、同じような教材を繰り返してしまう、苦手なところが苦手なまま残ってしまうなど、進んだ先でつまづくことがあります。
これを避けて、自分にとっての上達への最短距離を知ることができるのは、レッスンを受ける最大の利点と言えるかもしれません。
■同好の士に会える
ピアノは基本的にマンツーマンレッスンになりますが、教室によっては発表会で連弾やセッションをすることもあります。
また、お茶会や懇親会のように歓談タイム(お菓子タイム)を、おさらい会にプラスしている教室もあります。立場や年齢が異なる人同士でも、同じ大人のピアノ愛好者ということで知り合い、切磋琢磨し合える仲間になれる可能性は低くないと言えるでしょう。
独学でピアノを続けていると、SNSに練習動画を投稿するなどして同じようなユーザーと交流することはできますが、実際に交流するオフ会などは教室の発表会と比べると機会が少ないと言えます。
サークルのような感覚で仲間を欲しい場合は、大人のレッスンを開講している教室に入会するのが良いでしょう。
■ほめてもらえる
大人になると、シンプルに「ほめてもらう」という機会が非常に少なくなります。お店で「お似合いですよ」とほめられても、お世辞ではないかと思い、仕事で「すごいですね」と言われても何か裏があるのではないかと疑ってしまう、かなしいかな、そのようなシーンの連続です。
さらに、他意なくほめられていても、「そうでしょう、すごいでしょう」と肯定すると、自慢と捉えられるかもしれないと感じて謙遜してしまうことも少なくありません。
マンツーマンのピアノレッスンは、先生と自分という閉じられた関係なので、ほめられたら「やった!」と心から喜ぶことができます。
今のレッスンは、「ほめて、肯定してスキルを伸ばす」という方針で行われることが大半なので、レッスンごとにほめられて自己肯定感を上げることができるはずです。
■モチベーションを保てる
独学で続けるにあたり、最大の難関と言えるのがモチベーションを保ち続けることでしょう。
子どもによく見られることですが、嫌々取り組んでいるよりも前向きに取り組む方が始めた年齢が遅くても上達が早いことがあります。
誰しも、嫌いな授業の45分はいつまで経っても終わらないのに、友達と遊んでいる60分はあっという間に過ぎるという経験を持っているでしょう。
これと同様に、モチベーションを高く保っている方が集中力も高まり、パフォーマンスを維持しやすくなります。
プロのレッスンは、ほめたり、時に寄り道したり、最適な教材をさまざまに使用したりして、生徒さんのモチベーションを保つ工夫をしています。
一人だけで取り組んでいると、自分の気分やテンションに引きずられてしまうので、モチベーションを保ち続けるのは困難です。
教室でレッスンを受けることで、先生や他の生徒さんといった他者を認識し、それぞれの良い影響を受けながらモチベーションを高く保ち続けることができるはずです。
●大人のピアノ初心者が教室を選ぶ際のポイント
では「ピアノを習いたい!」と思い立った方向けに、大人のピアノ初心者が教室を選ぶポイントについてご紹介します。
■通いやすい費用・料金形態である
一定の年齢以上の大人の方にとって、「芸事の習い事は高価である」というイメージがあるかもしれません。
しかし近年では、リーズナブルな料金設定の教室も増えています。以前は、レッスン料(月謝)のほかに、設備費や冷暖房費、入会金がかかる教室が大半で、レッスン料が安いと思っていても、トータルするとかなり高額になってしまうという音楽教室も少なくありませんでした。
しかし最近では、設備費や冷暖房費、入会金、教材費などがすべて含まれた良心的な料金形態をとっている教室もたくさんあるので、諸経費に注目して教室探しをされることをおすすめします。
■通いやすい立地にある・アクセスが良い
音楽のレッスンは、教室があまりに遠いと「通うのが面倒」という理由で挫折してしまう可能性があります。
車で通うか電車で通うか、徒歩圏内(自転車)を探すか、アクセスのしやすさは重要です。
休日に通う、仕事終わりに通うなど、シチュエーションを具体的に想定して教室探しをすると良いでしょう。
■設備が整っている
ピアノ教室は、設備が整っているところをおすすめします。設備とは、楽器、防音設備、録音環境、教材などです。
今はスマホで簡単に練習を録音できますが、本格的な機材があるところであれば、自分だけのCDを作ったり完成したレパートリーでプレイリストを作ったりできるので、モチベーションの維持にもおすすめです。
■講師の質が高い
言うまでもないことですが、講師の質は演奏の質と必ずしも一致しません。名選手が必ずしも名監督ではないように、指導のプロフェッショナルであるかどうかを判断して入会すべきです。
さらに、マンツーマンのレッスンでは相性も大切です。どれだけ優秀な講師であっても、自分とそりが合わないとアドバイスを素直に聞き入れることは難しいでしょう。
講師の質が高いかどうか、自分に合っているかどうかは体験レッスンを受けて確かめます。
体験レッスンは、レッスンの進め方が自分の希望と近いかどうか、講師の言葉遣いや指導方法が適しているかを確認する良い機会です。
体験レッスンせずに入会してしまうと、入会金が無駄になる、レッスンが苦痛で音楽を楽しめないと言う事態に陥ってしまいます。
教室の講師が「教えるプロフェッショナル」かどうか、しっかりと体験レッスンで見極めましょう。
●大人のピアノ初心者におすすめのピアノ教室
横浜にある「鍵盤技塾」は大人のピアノ初心者にもおすすめのピアノ教室です。
鍵盤技塾はすべてコミコミのレッスン料で、プロの講師がオリジナル教材を使い指導する、大人のためのピアノ教室です。
■鍵盤技塾の特徴
鍵盤技塾はポピュラー音楽専門のピアノ教室です。
当教室は、ピアノ技術だけでなくアドリブや作曲の技術を有した講師陣を揃えているのが特徴です。
ポピュラーピアノやジャズピアノは、演奏技術だけでなく、理論的な組み立てや楽曲のスタイルを学ぶことがとても重要です。
演奏技術だけでなく理論を指導できる講師陣は、大人のピアノ初心者にとって強い味方となるでしょう。
■レッスン内容・詳細
鍵盤技塾は、ポピュラーピアノやジャズピアノを弾きたい大人のピアノ初心者にぴったりの教室で、ピアノの基礎から、アドリブやコード伴奏といった発展的な内容まで求めている技術を習得することが可能です。
鍵盤技塾でのレッスンは、演奏、音楽理論、作曲(編曲)に精通したプロのインストラクターが作成したオリジナル教材で進められます。
上達への最短コースが描かれたこのオリジナル教材を、一人一人に合わせて使用することで、オーダーメイドのレッスンを提供しています。
ピアノのレッスンはきっちり学べるマンツーマン形式ですが、楽典やコード理論を学べる座学や、生徒さん同士のセッションタイムもあり、これらは受講者特典で無料にて受講可能です。
ポピュラーピアノの奏法だけでなく、理論やコードといった周辺知識が学べるのが、鍵盤技塾のレッスンの良いところです。
■無料体験レッスンについて
体験レッスンが有料の教室もありますが、鍵盤技塾の体験レッスンは無料で実施しています。
実際のレッスンで使用しているオリジナル教材を使った無料体験レッスンで、受講後はレッスンの音源と使用教材をおみやげとして持ち帰れる特典がついています。
即日、入会を決める必要はないので、自宅で音源を聴いたりオリジナル教材で復習したりしながら、続けられそうかどうかを検討してみてくださいね。
●大人になってからピアノを始めるなら
ここまで大人のピアノ初心者向けに、必要な練習時間や上達のコツ、教室に通うべき理由などについて解説してきました。
大人になってピアノを始める、長いブランクを経て再始動すると言う場合は、教室で効率よく学んでいきましょう。
初心者の大人向けピアノ教室を探しているなら、プロの講師が在籍している鍵盤技塾がおすすめです。興味がある方はぜひ無料体験レッスンを受講してみてください。