レッスンにはカリキュラムが必須
レッスンの道筋を示すもの
効果的なレッスンには明確なカリキュラムが必須である。私達には音楽を教えるプロフェッショナルであるという自負があります。
それはどこの音楽教室よりも音楽を教えることについて真摯に向き合いどこのインストラクターよりも研究してきたという自信があるからです。
私たちは鍵盤楽器を学ぶためのカリキュラムを制作するにあたりどのようなレベルの方にもレッスンを提供できるようにしています。行き当たりばったりの計画性の無いレッスンは全く無駄です、明確なカリキュラムがあるからこそ効果的なレッスンが出来るのです。
3つの能力を鍛える
鍵盤技塾 養成カリキュラム
「ポピュラーピアノ」は通常の「クラシックピアノ」とは学ぶ内容、教え方も異なります。
鍵盤技塾では「ポピュラーピアノ」を演奏するために鍛えるべき能力を「演奏力」「分析力」「創造力」の三つに分類しカリキュラムを開発しました。
「演奏力」養成カリキュラム
ピアノ演奏能力全般を鍛える
「運指」は効率の良い指運び、指の独立性、強弱をつけられようにします。
「五指の平行移動」「1オクターブ移動」など基本から効率の良い指運びを学び、最終的にはフレーズやコードの組み立てに合わせて自分で指を選べるようにします。
また自由な演奏をするために必要となる筋トレ的スケールエチュードや左右の手を独立運動させるコード伴奏の弾き方なども学んでいきます。
「リズム感」は一定のリズムを保ち、他の楽器と合わせるポピュラーピアノには非常に重要です。
メトロノームに合わせるのはもちろんシャッフルやスウィングなどのハネたリズムや音楽ジャンルなどによってリズムの取り方は変わります。
教材のリズムトレーニング曲や鍵盤技塾ポピュラーピアノエチュードなどを使い最終的に自分ひとりの演奏でリズムを出せるようにします。
「聴音」は音程感、音価やリズムを聴き取るだけでなく、人の演奏を聴き取り、合わせて演奏できるように鍛える必要があります。
音程、音価を聴き取るイヤートレーニングだけではなく、実際にインストラクターとレッスン内でセッションをすることでコールアンドレスポンスなども鍛えていきます。
「分析力」養成カリキュラム
音楽を分析する能力を鍛える
「音楽理論」はコードやスケールの知識を学び音楽がどのように作られているか、そこでどの音を演奏すれば良いかを理解できるようにします。
鍵盤技塾ではポピュラー音楽理論いわゆるバークリーメソッドを扱います。インストラクターは音楽理論、作編曲にも精通していますのでピアノ演奏に必要な理論を基礎から確実に学べます。
「読譜」は楽譜の読み書きを学びます。楽譜は音楽にとって公用語、音の記録だけでなく人と音楽でコミュニケーションを取るのに必須になります。
楽譜を読みピアノを演奏するだけではなく、正しい譜面の書き方を学んでいきます。楽譜に苦手意識のある方でも基本から順を追っていきますのでご安心ください。
「楽曲分析」は曲の構造を楽譜や音源から読み取り、理論的に分析することです。演奏を自分で作るためには曲にどのような演奏が求められるのか分析し判断する必要があります。
ポピュラーミュージックではこれをアナライズと呼びます。実際にレッスンで様々な曲をアナライズしたり、インストラクターと一緒に曲に合う演奏を考えたりする中で分析力鍛えていきます。
「創造力」養成カリキュラム
音楽をつくる能力を鍛える
「伴奏」はコード楽器であるピアノに最も求められる部分であり、ジャンルや編成などに合わせ様々なバリエーションを作れるようにします。
コード進行に合わせて音域や転回形などを使う方法を学ぶ、右手と左手のリズムパターンなどを実際の用例を覚えることでバリエーションを増やしていきます。
レッスンでインストラクターとセッションをしたりポピュラーピアノエチュードを使って自分でコード伴奏を組み立てる能力を鍛えていきます。
「即興」はアドリブでのソロ演奏や人の演奏を聴きそれに答えるコールアンドレスポンスに対応することです。
スケールを学ぶのと同時にフレーズからソロを組み立てる練習、コードから発想する演奏など様々な方法をレッスンを通して学びます。
実際にインストラクターと曲を通してコールアンドレスポンスをする、ポピュラーピアノエチュードのマイナスワン音源に合わせて演奏するなどで即興能力を鍛えていきます。
「編曲」は好きな曲ををソロピアノで演奏したり、編成を変えての演奏、オルガンやシンセなど違う楽器を選んで自分で曲にアレンジを加えられるようにします。
編曲には音楽理論や演奏法、楽器の知識などが備わりできるようになります。
実際に曲をソロピアノでアレンジする、楽器の音を変えて違うアプローチや方法を試すなどレッスン内で実践していき学びます。